35歳で台湾の大学院を卒業しました|約8年間の台湾留学を終えて
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2026年7月、台湾・高雄にある国立高雄科技大学の大学院を卒業しました。
台湾に来た当初は語学学校で中国語を勉強していて、その後2019年2月、28歳のときに台湾の大学に入学しました。
大学には4年半通って2023年に卒業し、そのまま大学院に進学。35歳で修士課程を終えました。
語学学校に通っていた期間も含めると、台湾での留学生活は約8年間になります。

大学院では何を研究していたか

大学院では、学校教育におけるストリートダンスについて研究しました。

修士論文のタイトルは、
「学校教育におけるストリートダンス受容に関する研究―『現代的なリズムのダンス』をめぐる文化理解と指導実践の課題―」です。

日本の学校教育にストリートダンスが取り入れられていく中で、ストリートダンスという文化がどう理解され、学校の授業に合わせてどう変化しているのかを扱いました。

文献を調べたり、学校の先生やダンス指導者にインタビューをしたり、その内容を分析したり。想像していたよりも、完成までにはかなり時間がかかりました。書いては直し、構成を変えてはまた直す、ということの繰り返しです。途中、研究が進まなくなった時期もありましたが、指導してくださった先生方やインタビューに協力してくださった方々のおかげで、なんとか最後まで書き終えることができました。論文の中身や口頭試問のことは、忘れないうちにまた別の記事で書こうと思います。

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28歳で台湾の大学に入学するまで

台湾の大学に入学したのは28歳のときでした。それ以前は、日本で准看護師として働いたり、フィリピンでインターンシップをしたり、オーストラリアとカナダでワーキングホリデーをしたりしていました。そのあと台湾で中国語を勉強しながら、大学に進学することを決めました。

周りの学生より年齢が上だったので、入学した頃は「授業についていけるのか」「本当に卒業できるのか」という不安がありました。中国語で行われる授業や試験、レポートは実際に難しく、大学院に進んでからは、授業そのものよりも研究や論文の内容で悩む時間のほうが増えていきました。

28歳で大学に入った時点では、35歳まで台湾で学生を続け、大学院まで出ることになるとは思っていませんでした。終わってみると、それが長かったのか短かったのか、自分でもよくわからなくなっています。

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語学学校から大学院まで、約8年間

台湾では、語学学校、大学、大学院と立場を変えながら、約8年間を過ごしました。その間には新型コロナウイルスの影響で自由に海外を行き来できない時期もありましたし、台湾の学校やオンラインで日本語を教える経験もできました。

楽しいこともありましたが、将来について迷ったり、「こんなに長く学生をしていて大丈夫なのか」と考えたりした時期もあります。留学には時間もお金もかかりましたし、この約8年間を、簡単に「よかった」の一言でまとめることはできません。

それでも、十代の頃から自分を支えてくれたヒップホップやストリートダンスを研究テーマにして、大学院を卒業できたことは、素直にうれしく思います。十代の自分にとって、ヒップホップは親のような存在で、正直なところ、それだけが頼りだった時期もありました。もともとは遊びや憧れとして始めたものでしたが、振り返ると、環境が変わったときや将来に迷ったときにも、何度も助けられてきました。今回もまた、ヒップホップやストリートダンスに支えてもらったように感じています。

台湾で出会った人たちのこと、大学や大学院で学んだこと、そして最後まで修士論文を書き終えた経験は、自分の中に残っていくものだと思っています。

35歳で大学院を卒業して、いま思うこと

卒業した今は、大きな達成感というより、「ようやく終わった」という安心感のほうが強いです。長い間、授業や研究、修士論文のことを考えながら生活してきたので、それが急になくなったことに、まだ少し慣れていない感じもあります。

大学院を卒業したからといって、何かが劇的に変わったわけではありません。ただ、28歳で台湾の大学に入り、途中でやめずに35歳で大学院まで卒業できたことは、自分にとって一つの区切りにはなりました。語学学校から始まった約8年間の台湾留学も、これで一区切りです。

これまで指導してくださった先生方、研究に協力してくださった皆さま、台湾で関わってくださった皆さま、本当にありがとうございました。台湾での大学生活や大学院生活、修士論文、口頭試問のことは、これから少しずつブログに残していこうと思います。

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