(僕が訪れたのはバラナシ近くのサルナート。有名なセンターです)
目次
インドのヴィパッサナー瞑想は
お勧めできない!
そして暑すぎて寝ることもできません!
具体的には私が行ったサルナートはきついです!
※別のインドの瞑想会場で涼しい場所もあります☆
一番伝えたい事は、
ヴィパッサナー瞑想を行う国と季節をしっかり考えた方がいいということです。
※私は瞑想が好きですしインドのヴィパッサナー瞑想を批判しているわけではありません。
インドに行くなら覚悟と忍耐力が必要ということです。
私の失敗体験談を読んでしっかり対策をしていきましょう!
ルールがとても厳しい!
毎日
朝4時に起きて21時までひたすら瞑想!
(休憩はあります)
・人と喋ってはいけない
・人の目を見てはいけない(目線を合わせない)
・性行為を行わない
・生き物を殺さない
・携帯、パソコン、本など禁止
・喫煙、飲酒、危ない薬ダメです
・外部と接すること禁止
読む、日記書く、音楽、カメラ、運動してはいけません。
「まあ、余裕っしょ!」
「わざわざインドまで来たし場所変えて2回連続で受けようかな!」
始まる前はそんなこと考えていました。
うん。
お前アホだから
ガンジス川に沈めばいい。
この過酷さを完全に舐めていた私は、
多くのルールを平然と破ることになるのでした。。
無料?ヴィパッサナー瞑想10日間コース
ヴィパッサナー瞑想10日間コースは寄付制(ドネーション制)です。
お金が本当になければ無料でも受ける事ができます。
日本語で説明が聞ける!
英語わからなくても大丈夫
インドのサルナートの瞑想会場では、
ラジカセで日本語の説明を聞く事ができました!
私は、日中の瞑想でほとんど英語の説明が理解できなかったので、
毎晩、日本語のCD(ヴィパッサナー瞑想に関する説明)を聞かせてもらっていました。
かなり長いです。
アドバイス
携帯電話、パソコン、本などは
ヴィパッサナー瞑想が始まる前に受付に預けておく事!
(インドだし預けて無くならないかは心配だが。。。)
厳しい10日間もの瞑想合宿中、
娯楽が手元にあると絶対に見てしまいます!
今回私は、手元に全ての荷物があったことで大失敗しました。
次回また合宿に参加することがあったら
携帯もパソコンも気が散ってしまうものは必ず預けます!
失敗体験談
インドのサルナート。
ヴィパッサナーセンターに入って殺気を感じる。
「ハンター試験みたいだ。。。」(漫画HUNTER×HUNTER)
皆、周りの人の様子、そして戦闘力を伺っているようだ。
そう感じたw
大雑把に失敗体験を書いてみる。
0日目、部屋のドアに作られているハチの巣を破壊w。2、3匹ころす。数匹、ドアに帰ってきてこわい。早速人と目線を合わせてしまう。
1日目、好きな子の事を一日中考えるw
2日目、携帯で音楽、映画を見始めるw
3日目、自慰。。。
4日目、日記を書き始めるw
5日目、外で野外フエスがやってる音がする。脱走を考え始めるw
6日目、ムカつくことも考えるようになった(過去の事を思い返して)
。
。
。
すみません。
もうちょっとだけ書いてみます。
「到着初日0日目のこと」
午後
ヴィパッサナーセンターに到着して、
部屋に案内される。一人部屋だ。
部屋のドアに蜂の巣があって何匹かでかい蜂が飛んでいるので危ないから
蜂の巣を破壊して蜂を殺した。
まだ瞑想が始まる前だから
隣の部屋の人と話をした。欧米人で私と年齢は似ていると思う。
彼は壁に大きな絵を書きながら世界を回っている有名なアーティストだ。
17時すぎから18時前まで、30分横だけベットに横になってただけなのに目覚めたら永遠に思えた。
18時くらいからホールに皆が集まって説明会。誰も喋らず集まる。
その後、食事。カレー混ぜご飯、チャイ。非常に少ない。食べている時間が長く長く感じる。
スタッフの人と目が合った。
人の目を見たらたちまち、いつもの世界に戻ってしまう。普通に。おもしろい。
瞑想はまだ始まっていないが、とにかく感覚がいつもと違う。
暑すぎて眠ることもできない。
「1日目〜10日目」
1日目の朝、目覚め、なぜか意識がぶっとんでる。
みんな幽霊のように、うつむき歩き回る。
3日目、初日から好きな人のことを一日中考えている。自分でいうのもあれだけど平和な奴だなと思ってた。
最初、眉間に意識を集中させてたけど、1日目か2日目、鼻だと教わる。でもこれだと入れない。私が過去にしてきた瞑想法の方が良いと感じるけど「特別な感覚が良いわけではない。」と何度も教わる。とりあえず、日本語の説明を毎日きけてよかった。これなかったらまずかった。規則あるが、なんであるのかわかってくる。瞑想難しくなるから、自慰も読書も音楽も映画も携帯も触れずに寝る!とにかくなにも考えない。環境づくり。うそ。。隣で野外フェスやってる。ふざけんな。行きたい。行きたい。消灯したら抜け出そうか。私の他に日本人が1人だけいた。とても助かった。私がダンスが好きなことを伝えると「ダンスはヴィパッサナーだ」byしろうさん。意識的に各部位を動かすことは瞑想だと彼は言った。
何でも屋のソナさん
瞑想合宿が終わり
バラナシに帰って「何でも屋のソナさん(インド人)」に
全てを話したら
『お前それ!バチが当たるぞ!!!ハハハハハハハハ!!!!』
なんかめっちゃ笑ってくれた。
よかった。
きっとこれを読ん出る人でソナさんを知ってる人はいるでしょう。
最後に!
馬鹿にしたように書いてしまいましたが、
僕は瞑想の事をとても良いものだと心から感じています。
個人瞑想に10代の終わりくらいから興味を持ち始め時間と回数は少ないですが、
行なっております。
当時、ビパッサナー瞑想への参加は自分には時期が早すぎたと感じております。
自分をコントロールすることができませんでした。
僕は極端ですが、せっかくインドまで来たのに僕のような失敗は
して欲しく無いので、あるがままを素直に書いてみました。